こんにちは!We love Vietnam 編集部です。
ベトナムはオシャレでかわいい小物や食器などが手頃な価格でそろう「雑貨天国」として日本人女性に人気ですが、お土産屋さんで売っている雑貨以外にも、日常の中にベトナムらしい素敵なものがたくさんあります。
今回は、ベトナムの「切手」をご紹介します。ベトナムの通常の切手は、ローカルの各郵便局で購入できますが、ベトナム料理や観光地を描いたものなどより特徴的なデザインの切手が手に入れたいのであれば、記念切手の販売店がおすすめです。魅力的な絵柄が多く、はがきや手紙を送る用途だけでなく、シール感覚で手帳やノートに貼っておいても気分が上がりそうです!
こちらの記事では、ベトナムハノイで記念切手が購入できる販売店への行き方や購入方法などをご紹介します。
TEM CHƠI QUÀ TẶNGの行き方
記念切手の販売店は、ベトナム・ハノイの観光地の中心、ホアンキエム湖から南東方面にあります。ホアンキエム湖からは徒歩でも行けますが、タクシーやバイクタクシーだとすぐに到着します。記念切手の販売店は、大通りのTrầm Hưng Đạo(チャム・フン・ダオ)通りに面しているビルの1階に入居しています。
ベトナム語で切手の意味の「TEM(テム)」が入った「TEM CHƠI QUÀ TẶNG」のオレンジ色の看板が目印です。
店内の様子
店というよりは事務所という雰囲気です。人がいない場合、大きい声で呼ぶと警備員さんが呼んできてくれます。切手のほか、記念はがきやコイン、書籍なども扱っています。
壁一面には、ベトナムの切手のレプリカが展示されています。こちらは干支の十二支を描いた切手です。ベトナムは生まれ年や干支などを大切にする文化ですので、毎年、旧正月が近づくと干支を模した切手が発売になります。筆者も2023年のベトナムの干支である「猫」を描いた記念切手を購入しました(記事一番最後の写真)。
こちらは民族(Dân tộc)を描いた切手です。ベトナムは全人口の8割以上を占めるキン族と53の少数民族の全54民族で構成される多民族国家です。切手でもそれぞれの民族が民族衣装をまとった姿が描かれています。
民族衣装のアオザイを纏った女性の切手なども。壁一面にいろいろな切手のレプリカが飾られており、眺めるだけでも楽しめます。
ガラスケース中には、今年の干支や去年の干支(寅)の切手やはがきなど色々と並んでいます。指を指せばすぐに取り出してくれます。お店には展示品のほか、カタログがあり、その中から選んで切手を購入することもできます。ただ、パッと購入したい方や、店員さんとのやり取りに自信がない方などは、こちらの記念切手会社のホームページから購入したい切手の目星をつけておくと便利です。欲しい切手の写真や画面を見せると、店員さんが用意してくれます。
購入したベトナム切手のご紹介
今回、筆者もいくつか気に入ったデザインの切手を購入してきました!まずは、一番欲しいと思っていたベトナム料理の絵柄の切手です。ベトナム風サンドウィッチのバインミー(Bánh mì)、ベトナムで一般的なワンプレート豚肉定食のコムタム(Cơm tấm)、南部の港町ブンタウの名物料理で小麦で作った海老焼きのバインコット(Bánh knọt)、ベトナム風お好み焼きのバインセオ(Bánh xèo)の4種類がセットにシリーズです。デザインのタッチも色合いもとてもかわいらしく、眺めているだけで幸せな気分になる切手ですね!デザインによって価格に差はありますが、安いものだと1枚4000VND(20円程度)です。
次にベトナムを代表する生産品のコーヒーを描いた切手です。こちらもコーヒーの木(Cây cà phê)、コーヒーの花(Hoa cà phê)、コーヒーの実(Quả cà phê)、コーヒー豆(Hạt cà phê)とコーヒーを描いた切手がセットになっています。ベトナムらしさが感じられるお気に入りの切手です。
こちらは2023年の干支の猫(Mão)を描いた切手です。日本の干支とベトナムの干支は少し異なり、日本の卯年(うさぎどし)はベトナムの猫年になります。ベトナムの干支について詳しく知りたい方はこちら!ベトナムらしいタッチで描かれた猫がかわいらしいです。
TEM CHƠI QUÀ TẶNGの情報
本日はハノイでベトナム記念切手が購入できるベトナム切手会社の販売店(Công ty tem Việt Nam Hà Nội)をご紹介しました。ぜひ、ベトナムの切手が欲しいという方は、足を運んでみてくださいね。ホーチミンにもハノイと同じように販売店があります(地図)。
名称 | Công ty tem Việt Nam Hà Nội |
住所 | 14 Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm 地図 |
電話番号 | +84 (24) 3933 0000 |
そして、ベトナムの切手についてはこちらの記事でもご紹介しています。ベトナム切の収集家で、Instagramで発信をしているベトナムの方などについて書いています。どうぞご覧ください!