鮮やかな色合いで、見た目も美しいのがベトナム料理。生春巻きをよりおいしく見せるために、大切なのが「巻き方」です。巻き方のポイントは、ライスペーパーから具材の色がきれいにのぞくよう、以下のように順番に配置していくことです。
① 霧吹きなどで水を吹きかけて柔らかく戻したライスペーパーの上に、カットしたエビを切り口が上になるように置きます。巻いたときにエビのオレンジ色が綺麗に透けるのがベトナム流です!
② エビの上に、レタス、しそを置きます。最後に巻き込むときのため、左右それぞれ4分の1くらいライスペーパーを残して具材を中心に配置するのがコツです。野菜の上に適度の大きさに折りたたんだブンと豚バラのスライス2枚を乗せます。
③ ライスペーパーの両端を内側に折り込みます。完成時にニラがすこし顔をのぞくよう、ライスペーパーの上部に、少しはみ出るかたちでニラを置きます。また豚バラの上にはキュウリ(またはニラ)を乗せ、このキュウリ(ニラ)を軸にして、ライスペーパーの下側から具材を包み込むように巻き上げていきます。
巻き上げるときには、中の具材が緩まないよう、軽く押し込みながら巻いていくのがコツです。水で戻したライスペーパーが思ったより粘着性があってくっつきやすいため、張り付きにくいまな板などを下に使うのがオススメです。
また、時間がかかるとライスペーパーの粘着性がより増して、扱いにくくなるため、ライスペーパーを柔らかく戻して、巻き始めたら一気に作り上げるのがきれいに作るコツです。ベトナム人のプロのシェフが巻いている、冒頭の動画をぜひご参考ください!