こんにちは！We love Vietnam 編集部です。
今回は福岡県にあるバインミー店をご紹介します！ベトナム在住経験のある日本人の女性オーナーが、ベトナムで学んだバインミーの味を日本に持ち帰り、開業した店舗です。
ベトナム本場のバインミーの味を大切にしながら、日本人にも親しんでもらうべく、日本の素材を生かしたメニューも多数開発。地元の日本人や近隣の在留ベトナムの方からも人気を集めています。
”ベトナム”の魅力が溢れる店舗空間
バインミー店 333 Sài Gòn（バーバーバー・サイゴン）は、福岡市に近いベッドタウンとして発展している大野城市に2019年7月、開業しました。天神大牟田線の春日原駅から徒歩２分ほどの場所にあります。ベトナムに関わる人なら一目で発見できるほど、ベトナムの魅力が詰まった店の外観となっています。
ベトナムの街並みを彷彿させるような水色のドアや窓枠、ピンクの花の絵で彩られたシャッター、ベトナムカラーの赤と黄色で書かれた333 Sài Gòn の店名が目を惹きます。
ベトナムの街角であちこちで見かける青い看板には「20 Đường（道）NISHIKI」と住所が書かれています。
そして、ベトナム好きなら必ず見たことのある大判花柄のカーテンやバインミーのポスターなど、店に入る前からベトナム好きがワクワクするような店構えになっています。
ベトナム人にも日本人にも愛されるバインミー
店主のYUKIさんは2010年代に3年ほどベトナム南部のホーチミンに在住。よく食べていたバインミーの味が忘れられず、地元・福岡で紹介したいと同店を開業しました。
開業にあたっては、現地のバインミー工場を何度も視察。日本のバインミー店として提供するのにふさわしいパンの味を求め、レシピを開発しました。
YUKIさんは、年１、２回は必ずベトナム現地を訪れて、新たなメニューのインスピレーションを得ているといいます。例えば、2022年夏には、ベトナム中南部の高原都市ダラットで食べた現地名物のバインミー「Bánh Mì Xíu Mại（バインミー・シウマイ）」をお店で取り入れました。肉団子のトマト煮を挟んだバインミーで、さっぱりとした甘味が特徴です。
また、日本人にも親しんでもらえる、メニューの研究にも力を入れています。えびとアボガドバインミーは、えび、アボガドのほか、大根とにんじんのナマスやスナップエンドウなどにタルタルソースなどが入った同店の人気商品。春になると、通常のなますが春キャベツに変わり期間限定で登場します。日本の季節を感じさせる旬な野菜を取り入れたメニューを毎年心待ちにしているファンも多いです。
鶏モモ肉ハニーマスタードのバインミーも鶏モモ肉や紅白ナマスに、粒マスタードとハチミツのソースがかかった同店ならではの逸品。魅力的なメニューでバインミーファンを惹きつけています。
生春巻きなども食べられます。料理はもちろん、店内のタイルや机、椅子、お皿やパンの包み紙など、どれをとってもベトナムが詰まっています。
お客さんは日本人とベトナム人がほぼ半々くらい。本場ベトナムのバインミーに負けない味を追求するとともに、現地ベトナムにはない日本ならではのテイストのバインミー開発にも挑戦し、バインミーの新たな魅力を探求し続けるところが、幅広いお客さんを惹きつける 333 Sài Gòn の人気の秘訣といえそうです。
333 Sài Gòn の行き方
本日は福岡県のバインミー店 333 Sài Gòn をご紹介しました。味はもちろん、お店の雰囲気すべてでベトナムを楽しむことのできるバインミー店です。ぜひ、一度足を運んでみてくださいね。
333 Sài Gòn
| 住所 | 〒816-0935 福岡県大野城市錦町2丁目1-20 |
| 行き方 | 天神大牟田線 春日原駅から徒歩約２分 地図 |
| 営業時間 | 10:30～19:00（定休日：月曜日） |
| 電話 | 050-3503-3338 |
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