こんにちは！We love Vietnam 編集部です。
ベトナム風サンドウィッチのバインミー（Bánh mỳ）の店が増えてきました。ざっくり歯応えのあるパンに、肉やレバーペースト、目玉焼き、なます（大根とニンジンの甘酢漬け）やキュウリ、パクチーなどの野菜がたっぷり挟まったバインミーはヘルシーながらも食べ応えがあり、日本人の間でもじわじわ人気が高まっています。
本日紹介するのは、バインミーゴンゴン（Bánh mỳ ngon ngon）。現在、東京以外にも、店舗網を拡大しているお店です。今回は、JR総武線大久保駅から徒歩1分の線路沿いに位置する大久保店を取材させていただきました！
バインミーゴンゴンは、2017年、東京・高田馬場で創業。その後、在留ベトナム人の増加や、ベトナム料理人気なども追い風となり、現在は東京、千葉、静岡に７店舗まで拡大しています。
大久保店の店内はほぼベトナム人のお客さん！「ベトナムに近い味で、ベトナムを思い出す」とリピートして通っているベトナム人の方も多いようです。
店内に入ると、日本語とベトナム語の両言語に対応した食券機があり、希望のメニューと、店内・持ち帰りなどを選択することができます。一般的な日本のバインミー店に比べると、店内がゆったり広々としていて、グループで来店してもゆっくり食事を楽しむことができます。
バインミーゴンゴンのバインミーは、ベトナム北部のハノイの味を基調にしているといいます。南北細長い地形のベトナムでは、それぞれの地域で料理の味付けに違いがありますが、甘味が強めの南部、辛味が強めの中部に対して、北部のバインミーは素材の味を大切にした優しい味わいが特徴です。
日本風にアレンジしすぎることなく、本場ハノイの味を楽しんでもらえるように何度も試作を重ねて生み出したといいます。また、ベトナムのヌックマムと香辛料を絶妙なバランスで調合したというソースも同店ならではの味付けです。バインミーゴンゴンのバインミーは、具だくさんでボリュームも満点です。
人気の 国産せせり焼き鳥バインミー（Bánh mỳ ga nướng）は、630円（税込）。鶏肉と野菜がたっぷりサンドされています！
人気No. 1のスペシャルバインミー（Bánh mỳ đặc biệt）は、肉、野菜と卵が入ってボリューム満点です。780円（税込）。
エビ風味のラー油バインミー（Bánh mì tôm）も、主役のエビがたっぷり入って、エビのプリプリした食感がしっかり楽しめます。630円（税込）。
バインミーゴンゴンのバインミーを支えるのが、自前の生産施設で焼き上げている自家製パン。こちらも研究を重ね、具材に合うパンを追求したといいます。大ぶりでざっくりとした歯ごたえが楽しめるバインミーゴンゴンのパンは、日本人にも、在日ベトナム人にも人気です。こだわりの焼きたてパンが、日々、バインミーゴンゴンの各店に届きます。
バインミー以外に、ベトナム料理の麺類やデザート、飲み物やビールなどもそろいます。麺類は米の平打ち麺フォー（phở）のほか、中部フエの名物料理で牛肉とピリ辛スープが特徴の素麺ブンボーフエ（Bún bỏ Huế）などが人気で、800〜1000円程度で楽しめます。
ベトナム風ぜんざいといわれるチェー（chè thập cẩm）も、バインミーのシメにオススメです！甘すぎず、プチプチ、モチモチとした食感を楽しみながら、さっぱりと食べ進められます。
バインミーゴンゴンを経営するキムアンさん（左）とクオンさん（右）夫妻です。
キムアンさんは、2006 年に首都ハノイから来日し、2010 年に家賃5万円で最初のベトナム料理の店を開業。それから現在まで、日本人が喜ぶベトナム料理を提供できるように、試行錯誤をしながら店のメニューを充実させてきたといいます。
2017年7月に、ベトナム料理の中でも注目を集めはじめていた「バインミー」を専門とした「バインミーゴンゴン」の１号店を高田馬場に出店。現在は、フランチャイズ展開も開始し、浅草橋、新小岩、東小松川、大久保、笹塚、船橋（千葉県）、浜松（静岡県）の７店舗を営業しています。
キムアンさんは「日本全国の人が気軽にバインミーやフォーなどのベトナム料理を楽しむことができる時代を作ることができたら」と話します。
本日はバインミーゴンゴンをご紹介しました。シンプルな料理にみえるバインミーですが、お店によって、味付けやパンの食感などが異なります。ぜひ、いろいろなお店の味を食べ比べてみてください！
| 住所 | 〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-17 村上ビル 1F |
| 行き方 | JR総武線 大久保駅から徒歩1分 |
| 電話番号 | 03-5989-1246 |
| 営業時間 | 月～日曜日 10:00～22:00 |
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