食べる

ベトナム産の果物が熱い!ライチやリュウガン、日本で食べられるベトナム産果物が拡大中!

 

こんにちは!We love Vietnam 編集部です。

近年、ベトナム産の果物の日本輸入解禁が続き、日本でもベトナムの果物が食べられるようになってきました。2022年には新たに生果実の「リュウガン(nhãn)」の輸入が解禁。2019年に輸入が始まり話題になった「ライチ(vải)」は、日本での販売拠点が増えて、認知度も徐々に高まっています。We love Vietnam 編集部もスーパーマーケットの果物売り場で「ベトナム産」の表示を見かけることが増えてきました。今回は、現在、日本で手に入る主なベトナム産の果物(生果実)についてまとめてみました!

 

ベトナム産のライチを購入!

6〜7月はベトナムでライチの収穫期。ライチはこの時期、ベトナムのほかにも台湾やタイなど東南アジア周辺地域で幅広く収穫されています。ベトナム産のライチは2019年に日本への輸入が解禁されました。海外産の果物(生果実)は、海外から国内への病害虫の侵入を防ぐため、品目ごとに産地や生産過程等の検証を経て、基準を満たしたものから輸入が解禁されます。ベトナム産の果物類も、現地で安定生産できる体制が整ってきたことなどから、2010年代から日本での輸入解禁が相次いでいます。

ベトナム産の生果実のライチが輸入解禁となった際には、ベトナム好きの間では話題になっていました。当初はイオンなど長らくベトナム産品を扱ってきたスーパーや、イベント時の販売が主でしたが、4年が経ち、最近は日本の一般のスーパーマーケットでも見かける機会が増えてきました。こちらも都内の普通のスーパーの果物売り場に並んでいました!

ベトナムでは、枝ごとキロ単位で購入することが多いライチですが、日本では1粒1粒きれいに整えられ、パック入りで売られています。10数個入りのパックで税込600円台と、ベトナムではキロ買いできる値段ですが、それでも新鮮なベトナムのライチが現地の旬の時期に合わせて食べられると考えれば、安いものです…よね!日本で購入するベトナム産ライチも、ぷりっとみずみずしく、ライチ本来の甘味が楽しめます。

そして2022年に輸入解禁になったばかりなのがベトナム産の「リュウガン」です。竜の目のような形をしていることから竜眼の名前がついたと言います。ベトナムではライチ同様によく食べられている果物です。現地ではライチと同じように枝に実がついた状態で販売されています。

皮を剥くと白い実が出てきて、中心に大きな種が入っている点もライチに似ています。リュウガンはまだ解禁されたばかりですが、ライチのようにだんだん購入拠点が広がってくるといいですね。

 

日本で食べられるベトナム産の果物

2016年のベトナムフェア inイオンレイクタウン越谷

ここ10年ほどで、日本へ輸入解禁されるベトナム産の果物(生果実)が増えています。日本在住の外国人向けのスーパーや小売店などが主な販路だそうですが、最近は日本の一般的なスーパーマーケットチェーンで常時販売されるケースも多くなっています。中でも、ベトナムでも店舗展開しているイオンでは以前からベトナム産果物が豊富に販売されており、毎年、ベトナム産品をPRするベトナムフェアも開かれています。

本日は、日本で食べられる主なベトナム産の果物をご紹介します!

ドラゴンフルーツ(白果実)

実が白いドラゴンフルーツ(白果実/thang long ruột trắng)は2009年に輸入が解禁されました。日本だと沖縄などでも食べられるトロピカルフルーツの1つです。ドラゴンフルーツの実自体は爽やかな甘味でほかの果物に比べると淡白な味わいですが、シャッキ、ジュワッとした食感や豊富な水分が楽しめます。フルーツポンチなどに入れると食感が際立ちます。

ドラゴンフルーツ(赤果実)

ドラゴンフルーツの中でも、実が赤い赤果実(thang long ruột đỏ)の輸入が解禁されたのが2019年。白果実より甘くてフルーティーな味わいが楽しめます。鮮やかなピンクの色合いから、フルーツジュースやゼリーなどお菓子作りでも活躍します!

バナナ

日本でバナナといえばフィリピン産!のイメージが強いですが、最近は、スーパーに並んでいるバナナも産地が多様化しています。ベトナムのバナナ(quả chuối)は2015年に輸入解禁。スーパーでもよく見かけるようになりました。輸入されているベトナム産のバナナは他の産地と同様に、20センチ程の長さの品種で、4、5本の1房で売られていますが、ベトナム現地(特に北部地域)でよく食べた、10センチほどの実が1房にたくさんついた品種のバナナも、ねっとり濃厚な味わいでとてもおいしかったのを思い出します。

ココナッツ

ベトナム産のヤングココナッツとオールドココナッツ(đừa)もスーパーなどでよく見かけるようになりました。ジュースが楽しめるヤングココナッツ、内側のココナッツの果肉が楽しめるオールドココナッツも共にベトナムから輸入されています。このほかに、カッチュー種のマンゴー(xoài)やドリアン(sầu riêng)などもベトナムから輸入されています

ベトナムの市場で売られているポメロ

今回は、日本で食べられるベトナム産の果物(生果実)をご紹介しました!現在も、ベトナム産の果物の輸入解禁に向けて、ほかの果物でも検証が進められているようです。個人的にはベトナムで食べた果物では一番、ポメロ(quả bưởi/写真上)に感動したので、早く日本でも食べられるようになったらと願っています。農林水産省によれば、ポメロはすでにベトナム側からの輸入解禁要請は出されているようなので、検証の手続きが順調に進めば、日本で食べられるようになる日も近いかもしれません。

みなさんもベトナム産果物を見かけたら、ぜひチャレンジしてみて下さい!

【PR】

“プロフィール”

最近の記事

  1. 塩、ココナッツ、アボガト… 進化系ベトナムコーヒーが続々登場!

  2. ワンランク上のベトナム土産におすすめ!ベトナム発の香水ブランド5選!

  3. おみやげに必須のベトナムコーヒー!現地スーパーで買える人気ブランド6選!