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今、ベトナム・フォーの専門店が熱い!おすすめの都内本格フォー専門店をご紹介!

 

こんにちは!We love Vietnam 編集部です。

ベトナムの国民食、米から作った平麺のフォー(phở)。ここ数年で、ベトナムさながらの本格的なフォーが楽しめるフォー専門店が日本で増えています。フォー専門店とは、ラーメン屋のように毎日一から仕込んだ自家製スープを使ったフォーをメーンに提供する店。シンプルに見えるフォーですが、大鍋で肉の骨や野菜などを何時間も煮出してスープを作るため、日本のラーメン同様に仕込みに手間暇がかかる料理の一つです。ベトナムでは早朝からフォー専門店の軒先でスープを準備する姿がよく見られます。肉の骨や野菜をたっぷり煮出して作ったスープは、旨味が凝縮していて、コクがあり麺にもしっかり絡みます。

本日は、フォーの本場ベトナム・ハノイや日本でフォーを食べ歩くWe love Vietnam 編集部のメンバーがリピートしている、ベトナム本場のフォーが堪能できる東京のフォー専門店をご紹介します!

フォー・ティン・トーキョー(Phở Thìn Tokyo)

日本で食べられるベトナム本場のフォーといえば、何といってもフォーティン。ベトナム・ハノイで人気のフォー専門店「Phở Thìn」が海外初店舗として2018年に東京・池袋に出店しました。現在は、池袋、新宿、吉祥寺の3店舗を展開しています。海外でも、オーストラリアや韓国、インドネシアなどに店舗網が広がっています。

日本のフォーティン出店は、ハノイのフォーティンのフォーに惚れ込んだ日本人オーナーの尽力によって実現しました。オーナーや店長さんの日本出店までのエピソードは同店のホームページに綴られています。ハノイで食べていたあの味を東京で再現してもらい、We love Vietnam 編集部のメンバーも感謝しかありません!日本のフォーティンは在留ベトナム人の方々からも大人気です。

ハノイ現地のフォーティンは「豚骨ラーメンのように濃厚なフォー」として、以前から在住日本人の間でも有名な店でした。筆者がハノイに住んでいた2013年ころは1杯の値段が45,000VND(当時のレートで約230円)でしたが、現在は60,000-70,000VND(2024年2月レートで約375〜430円)まで上がっており、ベトナムの経済発展の速さを感じます。

フォーティンのフォーは、麺が隠れるくらいたっぷりのったネギとパクチー、そして濃厚なスープが特徴。フォー専門店らしく王道の牛肉のフォー(税込950円)のみの展開です。フォーティンのフォーは乾麺のフォーを使っていますが、1日数食限定で、生麺のフォーを使った牛肉のフォーも販売しています。ハノイ生活を思い出す味で、筆者も足繁く通っているお店の一つです。

お店はいつもお客さんでいっぱいです。その日のスープがなくなるとお店も閉店になります。人気店ですので、ぜひ早い時間帯でお店に行ってみてください!

店名 Phở Thìn(フォー・ティン)
ホームページ https://phothin.co.jp
主な店舗
  1. 池袋店:東京都豊島区東池袋1-12-14 ハヤカワビルB1F 地図
  2. 新宿店:東京都新宿区西新宿7-9-13 石川ビル1F 地図
  3. 吉祥寺店:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-21 地図

フォー・クエット(Phở Quyết)

フォー・クエットは2023年6月にオープン。店内は清潔感があり、いつもベトナムの方々でにぎわっています。ベトナムの歌謡曲が流れていて、ローカル感が漂います。

メニューは牛肉のフォーとブンチャー(Bún chả)のみの販売。ただし「肩バラ牛肉のフォー」「牛すじ煮込みフォー」「レア牛肉フォー」「炒め牛肉フォー」、そして全ての肉が入った「スペシャル牛肉フォー」など牛肉の種類や調理方法が豊富で、さまざまな味わいの牛肉のフォーを楽しむことができます。スタッフの方にうかがうと牛をほぼ丸ごと仕入れて自前でさばいて提供しているといるため、いろいろな牛肉の部位を手頃な価格で提供できるといいます。牛骨は豚骨などと合わせてスープの材料として使われています。スープは牛肉の柔らかさに、ふわっと生姜の風味がきいていて味を引き締めています。

筆者のおすすめは「レア牛肉のフォー(Phở bò tái)」(税込990円)。生の薄切りの牛肉にスープをかけて火を通すタイプのフォーで、ベトナムでは最もメジャーなフォーです。牛の柔らかい味わいと香ばしさを楽しむことができます。

ちなみに同店で扱いのある、炭焼きの豚バラ肉と豚のつくねが入ったヌックマムベースの漬け汁に、米麺のビーフン(Bún)を入れて食べるベトナムのつけ麺、ブンチャーもベトナム・ハノイで食べるような本格的な味だと人気です!

フォー・クエットは東京メトロ東西線の高田馬場駅(7番出口)を出てすぐのビルの地下に入居しています。正面にも別のベトナム料理店があるなど、ベトナム料理の人気の高さが感じられる地域です。

店名 Phở quyết(フォー・クエット)
ホームページ ーーー
店舗 東京都新宿区高田馬場1-17-8 ST高田馬場ビル B1F 地図

 

ベト屋

築地店、本郷店、溜池山王店の3店舗を運営するベト屋。日本に本格的なフォーを広めたいと、ベトナム人女性が立ち上げたブランドです。3店舗とも主要駅から徒歩1分程度と好立地で、ビジネス街や学生街など日本人のランチ需要の多い地域に出店しています。

ベト屋のフォーの特徴も、毎日10時間以上、セントラルキッチンの大鍋で肉骨、野菜、きのこなどを煮込んで作った特製スープ。気候や素材の状況などに合わせて、毎日微妙な調整を加えているといいます。濃厚ながらやさしい味わいのスープがしっかり麺に絡みます。

ベト屋のフォーは生麺を使っているのも特徴。濃厚な米の存在感と、スープをたっぷり吸い込んだ生麺特有のもっちりとした舌触りが心地よく感じられる1杯です。

筆者のおすすめは「フォーボーチェン(牛すねのフォー)」(税込980円)。3時間以上煮込んでいるというほろっと柔らかい牛すねが食欲を駆り立てます。

店名 ベト屋
ホームページ https://betoya.jp
店舗
  1. 築地店:東京都中央区築地3-11-6 1階  地図
  2. 本郷店:東京都文京区本郷2-40-13 1階   地図
  3. 溜池山王店:東京都港区赤坂2-10-16 1階   地図

 

チョップスティックス

現在のように日本でベトナムが一般的になる前の2003年に創業。ベトナムでは当たり前だった生麺のフォーを日本で初めて開発したのがチョップスティックスです。今では日本で生麺のフォーを提供するお店が増えましたが、10年ほど前までは生麺が食べられる店といえばチョップスティックスしか思い当たりませんでした。生麺のフォーの先駆者的な存在です。

チョップスティックスは生麺がウリのフォーを中心に、幅広いベトナム料理を楽しむことができます。フォー専門店というよりは、ベトナム料理店に近い業態です。店内もベトナムの屋台を彷彿させるようなプラスチックのカラフルな椅子やランタンで装飾されています。

鶏肉のフォーはなんと一杯650円(税込)!筆者が初めて同店を訪れた8年ほど前から値段が変わっていないことに驚きです。トマトの入ったフォー「鶏トマトフォー」(税込750円)や「牛トマトフォー」(税込800円)は同店ならでは。ベトナムでも見かけないトマト入りのオリジナルフォーですが、フォーのスープにトマトの酸味がよく合います。

チョップスティックスは高円寺店、吉祥寺店、下北沢店の3店舗を展開しています。

店名 チョップスティックス
ホームページ https://namamen.com
店舗
  1. 高円寺店:東京都杉並区高円寺北3-22-8 大一市場内 地図
  2. 吉祥寺店:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-4 日得ビル1F 地図
  3. 下北沢店:東京都世田谷区北沢2-11-15 ミカンA206 地図

ブーム間違いなし!広がるフォー専門店

本日は東京都内でおすすめのフォー専門店をご紹介しました!日本国内にベトナム料理店は増えてきましたが、まだベトナムと同じように毎日、肉骨などから仕込んだスープを使ったフォーを専門で出す店舗はそれほど多くはありません。フォー自体とてもおいしい料理ですが、長時間、手間暇かけてこだわりのスープで作ったフォーはやはり格別ですね!ぜひ、本格的なベトナムのフォーを食べたいという方は、フォー専門店に行って味わってみてくださいね。

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